Meishinryuaikijujutsu

明真流合気柔術

天照会において主として学ぶものは、シンプルに言えば合気道となりますが、そのスタイルは明真流合気柔術となります。この武術は、天照会師範の安積が、合気道と大東流の合気、それに日本古武道の鎧組討ちを統合して創立した新興武術です。
明真流の技は、柔術合気柔術合気の3つに大きく分類され、そこに鎧組討ちの超接近戦と寝技、中国拳法から取り入れた当て身が加わり構成されています。

jujutsu

柔 術

柔術は、創立者が習得したスティーブンセガールの合気道の技で構成されており、主に関節技や崩しを主体とした投げ技を指します。セガール合気道は間接や体の構造を理解し、より効果的に改良された技で、基本的な習得は早く誰にでもできる護身術です。特に明真流では、足捌き、体捌き、手捌きに重点をおいており、間接の構造をしっかりと理解する事や、全身を同時に使うことで予備動作の無い無拍子の動きを目指すのが特徴です。

Aikijujutsu

合気柔術

合気柔術は、合気が万能ではないと考えた創立者が、同じ技でありながら合気でも投げられ、柔術でも投げられる二つの側面を同時に持つ技として独自に開発した技です。従って、世間一般に言われる合気柔術とは大きく異なる明真流独特の技法です。

Aiki

合 気

合気は、大東流合気柔術の師範・故岡本正剛の技で、「円」「呼吸」「条件反射」をあわせ巧みに相手の身体をコントロールして投げる・固める高度な技法です。合気は極めれば、指や耳でも相手を投げることができ、複数の人間を同時に投げ・固めるなども可能になります。

その起源は武田惣角と伝えられ、その後多くの門人に伝わった技法です。その中には合気道開祖・植芝盛平や、岡本正剛の師匠・堀川幸道がおります。創立者は岡本師範に4年師事し、自分なりに合気と言うものを理解し研究し、明真流に取り入れました。大東流の合気と明真流の合気は似て非なるもので、岡本正剛の合気に、合気道十段・故阿部醒石から直接指導を受けた創設者が阿部十段の指導内容をヒントに、合気道の合気と大東流の合気を組み合わせた物です。

合気上げ合気下げなどの基本から触れ合気や抜き合気などの高度な合気の技も入会してから皆さんに平等に指導しています。